債務超過の会社を継ぎました。

皆さん初めまして。人間の卵と申します。

俗に言う上場企業を退職し、父が役員をしている債務超過の会社を継いだ30代の人間です。

引き継いだ会社の事業自体全く経験しておりませんが、ドタバタやっています。

そんな中での記録を不定期で掲載していけたらと思っています。

まず最初に前述した通り私は債務超過の会社を引き継ぎました。

前社長、役員だった父も現場の事のみやっていたため、財務知識が無く、決算書の内容も適当にみていました。しかし、景気のよい時代も終わり、企業の淘汰が進む中、財務内容も悪化して行ったため、主取引先が後継ぎの話を決めなければ取引を将来的に打ち切ると言われました。

そのため、後継候補を探しており、私にも声が掛かりましたが、私は決算内容を知っており、仕事への取り組みも見ていましたので、正直潰れるべき会社だなと思い、当初断りました。

その時は弟が会社に入りましたが、前社長と父があまりにもいいかげんで弟が提案した改善案も一切取り組もうとせず、今までのやり方で会社を続けていました。そうして2年程度が経ち、弟も我慢の限界となったようで、私に助けを求められました。当時、弟は潰れてしまうのではないかという様相で、このままではいかんと思い、勤めていた会社を辞め、今の会社に入ったという経緯です。

私が社長になるまで色々とありましたが、それは後ほどの記事でお話しするとして、このような経緯で会社に入りました。

前の会社で仕入れ先管理の仕事もしていましたが、親の会社を継いで上手く行った会社を私はみたことなく、絶対ありえないと思っていました（笑）

私がそのような境遇になるのは皮肉なことです。

今後どうなるかは分かりませんが、弟、従業員を守れるよう誠心誠意経営していこうと思います。このブログはその中でふと感じたこと、たわいもないこと、苦悩を書いていくつもりです。お付き合い頂ければ幸いです。